浜松卸商団地とは
概要
繊維を中心とする卸商の事業者が、昭和40年代の高度経済成長による交通事情の悪化及び手狭となった市中心市街地の問屋街から郊外への集団移転を検討。昭和42年8月、浜松商工会議所商業関係正副部会長による「卸売業のあり方懇談会」を開催した際に「卸商団地」の話が出たことがきっかけとなり、中小卸売業者店舗等集団化の実施を通じて、「組合員の自主的な経済活動を促進し、経済的地位の向上を図ること」を目的として昭和43年3月21日に「協同組合浜松卸商センター」が設立されました。
また、土地区画整理事業と中小卸売業者店舗等集団化事業により昭和46年7月1日に「浜松卸商団地」が完成。国道1号バイパスに面し、平成2年には国道南側に拡張し、約19.5haの面積を要する団地となりました。
現在では繊維卸売業以外の企業も増えており、昭和46年の団地完成から今年で50年が経過した今日も浜松市の物流拠点としてその機能を果たしています。 (令和4年8月現在)